「俺様の名前?”ジャック”!あ、”ジャッキー”でもいいよー」
「本当の名前……は、教えてあげませんことよ。悔しかったら当ててみてくださいませ?……あ、やべ、戻っちゃった」


“ジャック”【Jack】 もとい <アキ>
 【天鬼 Aki】


※人前では、本人は"ジャック"を名乗ります。




∴元になった物語
『瓜子姫』より 天邪鬼

∴年齢
8歳

∴性別


∴外見的特徴
121cm
露草色のおかっぱ 露草…秋の季語
5cmほどの一本角(頭頂部より少し前)
金色の瞳     「中秋の名月」
中性的な顔立ち

∴服装
紺鼠(こんねず)色の甚平
草鞋
装飾品なし

∴人称
一人称:俺(様)
二人称:おまえ、呼び捨て


∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴

よく白無垢姿の女の子に変装する。

【女装】
∵年齢
外見13〜14歳

∵性別
外見は女

∵外見的特徴
濡れ羽色のおかっぱ(少し伸びる)
角隠し
 被らなくても角は隠している(見えなくなる)
金の瞳(変化なし)

∵服装
白地に、銀糸と金糸で瓜の花の刺繍がされた振袖
赤地に白い花柄の鼻緒が付いた白木の下駄(ぽっくり)
薄く化粧

∵人称
一人称:あたし
二人称:あなた
 しずしずとした話し方(完全ではなく、少し変てこな口調になることも多い)
 ※長く話しているとぼろが出てくる(人称や口調が普段のものになってしまう)

∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵


∴好き苦手
好き:柿、女の子(をからかうこと)
苦手:ウリ、機織りの音、閉じ込められる移動手段(駕籠や馬車)、大人(特に男性)


∴性格
元気でうるさい。
悪戯好き。
息を吐くように”嘘”をつく。
おうむ返しをすると気づかれやすい
 嘘だと見抜かれると、少し拗ねたような様子、あるいはからかうような表情を見せる
押しに弱い相手と気づいたら(特に女子供)グイグイ突っかかっていく。
 適度に逃げるか、成人男性を呼んできてください
 泣くまでいじめますが、いざ泣かれると弱ります
子供っぽい口調、時々悪ぶる
∴∴
宙返りをすることで、女の子の姿に変身(変装)できる。
女の子に変身している間だけ、「本名以外の」本当のことを話すことができる。
 ただし、長くは変身していられない(無言で10分程度)うえに、話しすぎると変身が強制的に解けてしまう
∵∵
本名を当てられると、当てた人に対しては(普段の姿でも)本当のことを言えるようになる。
 いつか誰かに当ててほしいとも思うし、ずっとこのまま当てられたくないとも思っている
 そう簡単に当てられるものかという諦めや意地に似た思いも強い
∴∴∴
本当は寂しがり屋
感情は出すが、表情(本心)と”言葉”(嘘)がちぐはぐになる
 それがときどき苦しくなるが伝えられない
嘘をついて相手を傷つけていることにも、多少罪悪感がある(ただし気に入った人のみ。他の人はどーでもいい)
∵∵∵


∴サンプル台詞
「え、広場への行き方?”今来た道をまっすぐ”だよ」
「だからウリは”大好き”だって言ってるじゃん!俺が”嫌い”なのは柿!」
「この服が”似合ってない”?……えへへー、”全然嬉しくない”なぁー」
「だって、俺、……”本当”のことしか言えないもん……”別に辛くない”もん、”騙されるほうが悪い”んだもん……」


∴交流
本名当てゲームをするも良し、からかうもからかわれるも良し。
お話のにぎやかしや、引っ掻き回し役にどうぞ。


∴口癖
「うー」「〜〜だ!」
断定調。基本年齢や貴賤を問わず、誰にでもため語。
あべこべのときは「" "」で囲まれている。


∴角について
ジャック「俺様、鬼の子“じゃない”ぞー!……え?鬼の子は、鬼の子……うー……えーと……鬼の、"大人"……じゃなくて、うー……」
ある程度固さがあります。尖っていないためぶつかってもひっかき傷を作ることはありませんが、お互い痛いです。
触ると不機嫌になります。
相手を傷つけるので不用意には触らせませんが、頭上不注意なことは多々あります。


∴名前について
ジャックはこちらの世界にきてから、本人が勝手に付けた名前です。「あまの"じゃく"」の音から引きずられていますが、本人にその意識はありません。「せいよーの人っぽく"なく"て、格好良く"なかった"!」

アキ→「秋」 男女どちらでも使える名前であり、あき=秋と連想することで、どこかうら寂しさの垣間見える様子も表現し……
正直に言いますと鬼=「き」と読ませたかっただけであり、音の響きがもっぱらで他のは後付けです

ジャック<アキ>「なーなー、俺、今名字考えてる!“アマノ”とか、どうだ?」 「じゃあ、俺、ジャック・アマノ?…………アキ・アマノか!せいよーの人は、苗字、後につけるんだろ?」
阿真野 天鬼[あまの あき]
阿→「山や川の曲がって入りくんだ所」「自分の意志を曲げて人に従う」
真→「うそのないこと。本当。まこと」「自然のまま」
野→「のはら」「自然のままの」
阿と真の矛盾や、真と野の「自然のまま」というところが、彼らしいなと。


∴切り取られた時期について
青い柿を投げつけて瓜子姫を気絶させ縛り上げ、さてお次は変身し、花嫁衣装を着て周りを騙そうか、とたくらんでいたあたり。
影響:
 女の子に変身すると白無垢の花嫁衣装になる。ジャック自身はなぜなのか覚えていない。白無垢に施された瓜の花の刺繍は瓜子姫の名残。
 瓜と駕籠が苦手に。
 おそらく物語内でも、大人の男性から叱責を受けることは多々あったであろうため、成人男性が苦手。
 女の子を見ると柿を投げつけていじめたくなる。
記憶はあまりない。何となく、ここに来る前は和装の人が多かったよなぁ、程度。


∴モチーフ・イメージ
8月後半〜9月、夕暮れ、ヒグラシの鳴き声と一陣の突風
樫(花言葉:「勇気」「力」「長寿」)[参考→てぃんくの家]
ヤドリギ(花言葉:「困難に打ち勝つ」「忍耐強い」「征服」)[参考→花言葉辞典]
”古代ケルト人の僧は、樫の木を神の示現と信じ、それに生えている、やどり木を「人間が神に依頼して存立するゆえんを表わすもの」と認め、これを聖物として崇拝した”[参考→花言葉と花物語 宿り木]
ヤドリギのようにだれかの助けを借りないと生きてゆけないちっぽけな存在だけれど、それでも樫の木のようにどっしりとした勇気を持って、困難に打ち勝つように、と。
江戸時代〜明治時代の日本、小さな農村と山がイメージ。田んぼの中に家が点在していて、あちこちに祠がある所。


∴アフター方針
様々な人に「俺の本当じゃ"ない"名前、なーんだ?」と質問して回ります。当ててあげてください。
街の人々に受け入れていただいたことで、遠慮なく悪さをして回るかもしれません。頭ごなしではなく、言い聞かせるように叱ってあげてください。

18歳あたりまで成長すると、175cmくらいの青年になります。
相変わらず口調は俺様ですが、悪戯はある程度落ち着き、人のことを思いやることのできる青年になっているはずです。
ツンデレが加味されます。頼まれれば口ではツンツンしながらも、内心喜び勇んで、張り切って行動に移します。
年上の女性を好きになるかもしれません






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