「……こんにちは、……。……エリサ、です」


エリサ・ヴィルデ
【Elisa Vilde】



★年齢
15歳


★元となった物語
ハンス・クリスチャン・アンデルセン『白鳥の王子(野の白鳥)』より
 王女エリサ


★外見的特徴
胡桃色の髪
空色の瞳
白っぽい肌(日中外に出ることが少ないため)
身長153cm 細身(お肉がきらい)
まな板まではいかないけれどぺったんこ


★服装
袖がふんわりとした白いブラウス
銀のボタンと金糸の飾り、濃紅のラインが入った茶色のベスト
白いレースのエプロン
くるぶしまである長い緑のスカート
茶色の革靴


★人称
一人称:私
二人称:○○君/○○さん/○○様(お客)
      呼び捨てには相当の時間が必要


★性格
極度の人見知り、恥ずかしがりや。
男性が少しだけ苦手。
寡黙で、表情やボディーランゲージで表すことが多い。
 顔に手を当てたり、胸元で両手を組み合わせたりする動作が多い
 褒められるとはにかんだ笑顔を見せる
 基本的にネガティブな感情は表情に出さない
 困った時は少し悲しげな笑みを浮かべる
素直で真面目、与えられた仕事はしっかりとこなす。
 頼まれごとは喜んで引き受ける
人当たりは優しく、誰に対しても丁寧。
人を喜ばせることが大好き。
自分のことは後回しにしがち。
おうち大好き。
歌うこと大好き(人に聞かれるのを異様に嫌がる。聞かれていると気づくと家じゅうを閉め切って半日閉じこもる)




機織りで日々の生計を立てる少女。
頼まれれば仕立てや刺繍も引き受ける。
彼女の織る布は絹のように柔らかく軽いため、近辺のご婦人方に人気。
鮮やかなデザインと色は、依頼主のイメージをそのまま写しとったかのよう。
素材が何なのか、染色の原料は何か、…尋ねても柔らかい笑顔でいなされる。

仕事には真摯に向き合い、一度機織り機に向かうと満足するまで終わらない。
 気づいたら夜中だった、という日もしょっちゅう
作業をしているときには一言も口を利かない。表情も真剣なものになる。
商売の才能がなく、貴族やお上に自分を売り込む事など考えたこともない。
布や作品を「売る」という概念も持ち合わせていない。
 彼女にとっての依頼は、仕事というよりも「プレゼントする」感覚
 お代やお礼の品は「ご褒美」か、せいぜい「手間賃」

おうち大好きで基本毎日家にいるが、家から出ないということではない。
早朝には家の前の路地を掃いている。
井戸端会議を5,6歩離れたところでにこにこ聞いている。
 話を振られると戸惑います
3時になれば庭先の木陰でティータイム。
 時間に気付かないほど熱中している日は別である
 お気軽にお声がけください、飛び上がって紅茶をこぼすかもしれませんが片づけた後は喜んでおもてなしします
お買い物には夕方前に出かける。
布が出来上がれば仕立屋にも出向く。
夕方近くなると窓辺でぼうっとしている。
街のイベントごとがあれば積極的に裏方でお手伝い。

朝からふらっと出かけることがある。夕方には戻っていることが多い。
 素材探しに出かけています
 森や湖などで出会えるかもしれません
 真剣な表情で花と向き合っているときは、そっとしておいてあげてください

月の綺麗な夜、墓地の近くを一人で歩いているのを見たという噂がある。
大きな籐の籠を肘に下げ、白いスカーフとフードを身に着けたその姿は、どこか妖しさを伴う神秘さを纏っていたという。

++
+++
とある街の少年の証言
「だからー!俺見たんだよ!路地にボールが入っちゃってさ!エリサねーちゃんの家の中庭に入った時!ねーちゃん、すっげー楽しそうに歌っててさ!それで、ねーちゃんの周りを花とかちっさい鳥とかちょうちょとか、あとキラキラしたのがぐるぐる飛んで…あいてっ!」


★サンプル台詞:
「…………あ、の、………お気に召して、……いただけました……でしょう、か…?」
「……ありがとう、ございます。………嬉しいです」
「…あまり、聞かないで……ください」


☆交流
恋愛:7/11 るる様(@Rexlele)の壱岐 近靖 さんとご縁をいただきました。9/7 長い長いお手紙のやり取りを経て、結ばれました。彼女なりのテンポで、まったりと関係を深めています。


繊細でシャイな子ですが、表情は豊かです。人にも動植物にも心遣いができる子です。
優しく接していただければ懐きます。
あえていじめてもらってもかまいません。恨んだり怒ったりしません。芯が強いので簡単には折れない子のはずです。
大切な人ができれば、その人に喜んでもらおうと努力の限りを尽くします。
どうぞよろしくお願いします。


★口癖
「えっと」「あの」「その」「〜〜です」
基本は敬語。年下の子や腹心の友にはため語。
三点リーダーや句読点がとにかく多いが、交流が多くなるに従って減ってくる。


★名前について
エリサ→エリサ王女
ヴィルデ→デンマーク語「野」


★切り取られた時期と記憶について
物語中盤から。女神との約束で一切誰とも口を利かず、11人の兄王子たちの呪いを解く為のベストを、とげで手を傷つけても編み続けていました。
教会墓地にあるイラクサを摘んだが為に魔女と弾劾され、火炙りの処刑台に立たされても尚、黙々と編み続けていた、そのシーンです。
 影響:
 男性に対する恐怖心や苦手意識。(処刑執行人が、夕日を背にして目の前に立ち、松明を持って足元の薪に火をつける様子が最後に見た景色だったため。物語に出てくるのが兄王子(と父王)だけで、それ以外の男性とほとんど接点がなかったことも一つ。)エリサ自身はそのことは覚えておらず、なぜかはわからないが男性が怖いという状態。
  →街の方々との交流によって、解消されてきています
 人に囲まれたり視線を集めたりするのは処刑台を(無意識に)思い出して恐くなる
 イラクサはそれほど怖くない。ただ、誰か(物語内の11人の兄たち)の命を救う大切な鍵であるという思いが湧き上がってきて、見かけると半ば無意識に摘もうとしてしまう。
 火を扱うことにも抵抗はない。
 編み物(イラクサのベスト)から機織りへと変化。編み物自体もできる。
 仕事をしている間は口を開かない
 王女ながら城を追われ、15歳になるまで農家で育てられていたため、日常生活スキルは高い。料理に掃除洗濯なんでもござれ。
物語当時の記憶はほとんどない。たまに夢に見ることはあるが、起きると同時に霧散してしまう。本人も深くは気にしていない。


★魔法について
エリサ「この瓶の、中身の、集め方……ですか?えっと、その、……まずは、お相手の、お花や鳥さんに、私が織る布の、素材に、なってくださらないか、相談して、……それから、おまじないみたいな、歌を、歌うと、……お相手の、お気持ちが、瓶の、中に、入ってくれるんです」
エリサの素材を集める魔法は、素材そのものは瓶の中に入らないです。
呪文→素材が光る→光だけ中に入る→素材はそのまま、心が瓶の中にコピー
というイメージです。
なので鳥さん星さん雲さんも瓶の中に入ってます。動いて……いる、かな……


★モチーフ・イメージ
5月、晴れた昼の青空、初夏のさわやかな風
すずらん(花言葉:「幸福が帰る」「幸福の再来」「意識しない美しさ」「純粋」)
可憐で控えめながら、目を引く白さ。それでいて有毒であり、他者から害されることはないしたたかさにも似た強さ。そういった子を目指しました。
デンマークや北欧のイメージが強いです。


★アフター方針
まったりモードで近エリが進んでいくと思います。のんびりとしたペースですが、是非長い目で見守りをお願いします。
生活はほとんど変化がありません。機を織って、お茶を飲んで、お出かけをして、お手紙を待って……。
前よりも少し、社交的、外向的になってきているかもしれません。お外で皆さんとお会いすることも増えると思います。
反物や和装の仕立てに挑戦し始めているかもしれません







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